シミの主な原因が『紫外線』というのは有名ですが
男性の場合、毎日のシェービングで肌の角質を必要以上に削ってしまう事もシミの大きな原因になっているのはご存知でしょうか?
月に一度の顔そりならターンオーバーを助け、スキンケアにもなるシェービングですが
毎日の髭剃りが必要な男性では、角質層が薄くなって紫外線に敏感になっていき、シミが出来やすくなってしまうのです
ですが仕事を考えると毎日剃らないと厳しいですよね?
ですから男性のスキンケアはいかにひげ剃りで肌に負担をかけないかも重要なんです
そこで今回は、床屋が教えるシミ対策として出来るだけ皮膚に負担をかけずにヒゲが剃れるシェービングのやり方を紹介します。
- 髭剃りは五枚刃T字カミソリでお風呂場でやる(髭と肌をよく蒸すと肌への負担が全く違います)
- カミソリは乾燥した場所に保管する(風呂場だと湿気で刃が錆びたり、雑菌が繫殖し炎症の原因になります)
- 毎日の日焼け止めの方がシミ対策には重要
道具は5枚刃カミソリをオススメします
5枚刃を勧める理由は、刃が多い分、1枚から肌にかかる負担が分散して皮膚に優しいためです。
デメリットはやっぱり5枚刃は値段が高い事ですね。
使い終わったカミソリはシャワーや水道の水でよくすすぎましょう。ヒゲや皮脂が残ると錆びの原因になります
ただし、刃をタオルで拭くなど刃の部分に触らないようにしてください。刃が歪んでちゃんと剃れなくなってしまいます
保管する時は乾燥した場所で水切りをよくするためにコップに立てるか
直に置く場合は刃を上に向けて置きましょう
場所はお風呂場がオススメ
お風呂をすすめる理由は『水蒸気』で皮膚やヒゲが蒸されるからです
肌と髭をよく蒸した顔そりは肌への負担が全く違うので、風呂場でよく蒸した方が絶対いいです
ひげ剃り中の乾燥は肌を傷める大きな原因になります
使い終わったT字カミソリは絶対にお風呂場に置かないでください
湿気で刃が錆びたり、カビが生えたり、雑菌が繫殖して炎症の原因にもなるので
きちんと乾燥している場所で保管してください
ひげ剃りの手順
いよいよひげを剃ります
1 クレンジング
皮膚をクレンジングして汚れを落とす事でカミソリの滑りを良くします
2タオルで蒸す
タオルをお湯で濡らして、軽く絞り、蒸しタオルを作ります。
やけどしないか確認したら顔に当てて1分くらい温めてひげを柔らかくします。
※ヒゲの濃い人はもっと蒸します。個人差があるので自分で確認しながら蒸してください
3シェービングクリームを塗る
シェービングクリームは剃っている間にせっかく蒸したヒゲが乾かないように保湿してくれる事と
クリームがカミソリと皮膚の間に薄い層を作り、ヒゲ剃りの負担を減らしてくれます。
4順剃りから逆剃りの順で剃る
『順剃り』はひげの生えてる方向に剃るやり方で皮膚の負担は少ないですが深く剃れないデメリットがあります
『逆剃り』はひげの生えてる方向と逆に剃る事で、深く剃る事ができますが、ひげと一緒に皮膚をひっぱり、そのまま剃って血が吹くかもしれないデメリットがあります
それなので『ひげの薄い人』や『肌に負担をかけたくない人』は順剃りだけでも大丈夫です
※ひげの濃い人はいきなり逆剃りするとヒゲを引っ張ってしまい、肌の負担が大きいので順剃りから逆剃りの順番に剃るといいです。
肌の弱い人や炎症を起こしやすい人は逆剃りは危険なのでやらない方がいいです
5添え手をする
床屋でシェービングをした人は体験してると思いますが、添え手とは剃る時に皮膚を持ち上げたり、シワを伸ばしたりする事ですね。
カミソリよりも添え手の方がシェービングでは重要と言われていて
寝てるヒゲを起こしたり、皮膚の凹凸を伸ばしたり肌の負担も違うのです
ただ、コツがいるので出来たらやってくださいという感じです
6シェービングクリームをよく流して、冷たいタオルで冷やす
顔を剃り終わったらシェービングクリームをよく流します。
炎症を起こしやすい人は水につけたタオルを絞って肌を冷やすと炎症の予防になります。
7化粧水をつける
化粧水をつけて顔そりで失った水分を補給します。
※男性は女性よりも肌の水分蒸発量が多いので必須です
8乳液をつける
乳液の油分で顔そりで失った油分を補い、化粧水で得た水分を失わないために蓋をします。
※基本的に化粧水と乳液はセットで考えます
以上が皮膚の負担が少ない顔そりのやり方になります。
朝に剃らないと日中にヒゲが目立ってくるという方もいると思いますが、
顔そり直後は肌が紫外線に敏感になっているので、出来たら前夜くらいに剃ることで肌を一晩落ち着かせると良いです。
日焼け止めは最高の美容クリーム
一説には日焼け止めが最高のスキンケアと言われています
これは最初に書いた通り、紫外線は肌の大敵だからです
スキンケア化粧品で肌を補修するよりも
『そもそも傷つけないことが最高のスキンケア』
という考え方があるんですね
というわけで出かける前に毎日、日焼け止めを塗るのもシミ対策には必須です
まとめ
髭剃りは五枚刃T字カミソリでお風呂場でやる
(髭と肌をよく蒸すと肌への負担が全く違います)
カミソリは乾燥した場所に保管する
(風呂場だと湿気で刃が錆びたり、雑菌が繫殖し炎症の原因になります)
毎日の日焼け止めの方がシミ対策には重要
以上です
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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