お子さんの自宅カットの中でもツーブロックは特に失敗が多いので
今回はカット直しに来るお客様がよく失敗しているポイントをまとめてみました
ここを注意すると失敗は少なくなると思います
実は子供のカットは大人より難しい
意外に思う人が多いのですが
実はヘアーカットは大人より子供の方がはるかに難しいんですね
昔から子供がカット出来て一人前と言われる位
同じ髪型なら大人より確実に難しいです
理由は
- 髪が細い
- 生え癖が大人より強い
- 毛量が少ない
- 動くので素早く正確な技術が必要
と色々あります
ですのでお父さんをカットするのと同じ感覚でやると失敗するかもしれません
被せる髪が浮いてしまうか確認
カットする前に被せる髪の部分、頭のカドの部分が立って生えてないか確認してください
立って生えて髪だとツーブロックにした時に画像のように浮いてしまうので
ツーブロックはオススメ出来ません
ダッカールピンと厚さ調整できるバリカンを使う
使わない人もいますがダッカールピンは絶対に必要だと思います
ダッカールピン
髪を正確に分けるのに必要なので準備しましょう
子供の髪を手で分けて押さえながらバリカンを使うのはプロでも難しいので
素人がやると刈り上げの範囲がガタガタになる人が結構多いです
バリカン
刃の厚さが調整できるバリカンをオススメします
子供は毛量が少ないので6ミリ~12ミリの厚めに刈れるバリカンがいいです
刈り上げの範囲を把握し、きちんと分ける
本来は矢印の位置
額のカドの部分から分けるのですが
子供は毛量が少ないので1㎝か2㎝低めからスタートした方が良いです
こんな感じで分けてバリカンを使います
刈り上げの厚さ
子供は毛量が少ないので大人より厚めにした方が良いです
大人は一般的に6ミリが多いですが
子供は9ミリ以上から始めて様子を見ながらの方が良いです
1ミリとか薄い刈り上げはオススメしません
カツラを被ったようなツーブロックになる可能性がある事と
失敗した時にプロでも修正が難しいからです
被せる髪の部分はいじらない
被せる髪の部分はさすがに素人が切るのは難しいと思うのでいじらない方がいいと思います
失敗したときは無理に直さない
失敗した時は無理に直さずに理美容室に直してもらう事をオススメします
まとめ|一番無難なツーブロックのやり方
- 子供の方がカットは難しい
- 被せる髪が浮く子供はやらない
- 刈り上げの範囲をきちんと把握する
- ダッカールピンでキチンと分ける
- 子供の刈り上げは厚めにする
- 失敗した時は無理に直さず、理美容室に行く
以上の事を気を付ければ失敗は少なくなるかなと思います
でも1番無難なのは1度プロにツーブロックにしてもらってから
髪が伸びたとき自分で刈り上げだけバリカンでメンテナンスカットする位がちょうどいいと思います
ここまで読んでいただきありがとうございました